テレビかネットでバナナって上から垂れ下がるように実がなっているのを見たことはあると思いますが…。
あれって木じゃなくて草の仲間って知ってましたか?
正確には分類はバショウ科、常緑多年草の植物です。
木の幹のように見えるのは、葉が何枚も重なった偽茎や仮茎と呼ばれるもので、高さは3m~10mにもなる、巨大な草なのです。
草と木の違はなにかというと、年輪があるかどうかです。
バナナには年輪も無く、枝も付いていません。そのため、成長も非常に早く寿命は1年で、現在実をつけている木は、収穫すると二度と実をつけることはないそうです。
しかもバナナは雑草と同じく、危険なくらいに繁殖力が強く、地下茎で増えるため、切っても切っても地下から新しい株が生えてくるようです。
その寿命が尽きて増え続ける破棄バナナの茎を、わたしたちは繊維(ファイバー)として再開発し、紙(バナナペーパー)などを作っています。
ちなみに園芸学上はいちごやメロンと同じく野菜に分類されています。